イタリアの思い出

2006年　10月某日

天候　雨

シエナ　カンポ広場にて



ひとりフィレンツェから

バスを乗り継ぎ

小雨に濡れたカラダを暖めてくれたのは

少しぬるめのカプチーノと

マンジャの塔


そして

あつあつのラザニアでした



ブーダンノワールのラザーニャ
¥1.200 / ¥1.600



みやべ

ストロッツァプレティ

直訳すると

ノドを詰まらす



これ　すなわち

あまりにも美味し過ぎて

ノドを詰まらせちゃいますよ！

の意だろうか？




ほろ苦い稚鮎の香りと

たっぷりハーブの清涼感が

初夏の風を感じさせます




琵琶湖産 稚鮎のストロッツァプレティ
¥1.600


みやべ

みょうが

自分の名前すら忘れちゃうなんて・・・

お釈迦様には　そんなオトボケなお弟子さんがいたそうな



彼が亡くなったお墓の隅には

ミョウガの草が生えてきた



そこで　お釈迦様

彼は自分の名前を荷なって苦労したんだなぁ・・・

名を荷なう



富山湾産 白海老と茗荷筍のタリオリーニ
¥1.700



宮部が死んだらお墓には何が咲くんでしょ？

向日葵はないなぁー



みやべ

オレキエッテ

イタリア半島のかかと

プーリア州の手打ちパスタ

オレキエッテ



小さな耳たぶ　の意



子供の頃

福耳にあこがれて

耳たぶを真っ赤にした記憶があります



私もドゥエリーニュも

耳たぶは小さいままです



空豆のオレキエッテ
¥1.600



みやべ

記憶

東中野には　菜の花畑がある



ヤマハではなくてカワイ

キャノンではなくてニコン



天の邪鬼な僕の　幼少の頃の夢みた職業は

電車の運転手ではなく　車掌さんだった



祖母の手を引き

JR東中野駅前の陸橋から

車掌さんに手を振るのが

特別な時間だった



遠くに中野サンプラザを眺め

溢れる菜の花畑に　中央線が

一本のオレンジの線を引く



夕焼けにやわらかい警笛の音がひびいた



手打ちマルタリアーティ　ホロホロ鳥と菜の花のラグーソース
¥1.700




みやべ